2012-06-23

夏至祭〜ダーラナの田舎で



今週末は、Midsommar(ミッドサマー・夏至祭)で、只今ダンナの実家へ帰省中です。

ダンナの実家があるダーラナ地方は、あのダーラヘスト(ダーラナホース)の発祥の地。そして、「スウェーデン人の心の故郷」とも言われるほど、原初的風景を残すとても奇麗な地域です。たくさんの湖と、自然があります。

お祭りなどの伝統文化を今も大切にしている地域でもあり、「本当の夏至祭が見たければ、ダーラナに行け」という言葉もあるほどですが、
この日はダーラナのみならず、スウェーデンの各地で夏至のお祭りが行われています。


今回は、そんな夏至祭の事を書こうと思います。私にとっては、今年で5回目の参加です。



行きの車内から撮りました。どこまでも続く青空が広がっています。平地が多いスウェーデンなわではの景色。


奇麗な飛行機雲も発見!(飛行機雲を見ると、何故だかテンションがあがります)


そしてダンナの実家に到着。
すでに義両親によって、テーブルセッティングがされていました。
庭にある外のテーブルでいただきます。ダンナは5人兄弟なので、いつも賑やかです。


いただくのは、伝統的なスウェーデン料理。クリスマスやイースターなどの特別な日の料理は、決まってこんな感じです。
この後、スモークサーモンと ニシン(酢漬け2種類)もいただきました。レシピを聞いたので今度作ろうと思います。
デザートは、地元で穫れた苺とアイスクリーム(お話に夢中で写真なしですが・・)



午後はゆったりと過ごし、夕方からいよいよ夏至祭へ行きます。
 場所は、こんなのどかな村の教会。


午後6時にスタート。まずは、教会からメイポール(majstång)を立てる広場へと行進します。


民族衣装を来た人たちが楽器を演奏し、メイポールを持っています。
この民族衣装は、日本でいう着物のようなもので、正装にもなるんだとか。そして住む地域によって、微妙にデザインが違うらしいです。お義父さんが教えてくれました。


行列の途中。子供たちがメイポールの一番上の部分を持っていました。



 こんなふうに観衆もぞろぞろと後に続きます。


広場に着くと、早速ポールの準備です。


手伝ってくれる人はいませんか〜?のアナウンスで、集まる人たち。
かけ声と共に、皆で立てていきます。


ポールを立てた後は、歌を歌います。こんなふうに、全員に見えるよう歌詞を持ってくれます。


歌の後は、ダンス。フォークダンスがベースですが、色々なストーリーがあって、見ているだけでも面白くちょっとしたエンターテインメイントです。


その後は、ポールの周りで子供達と一緒に踊りました。
ホットドッグやアイスクリームの屋台も気になりましたが、夕飯は家で食べるので、この後、ダンナの先祖のお墓によって帰宅。

近くに湖が見えました。この明るさですが、もう夜の8時です。


昨日は、一年で一番日照時間が長い日。
夜中になっても、空はうっすらと明るく、太陽は沈みません。いつも不思議な気分です。

さて今日もこれから、家族そろってランチです。呼ばれたのでもう行かなければ・・




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